■ 2024年 花粉飛散予測 ■
今週末の東京は12,13度位くらいまで気温が上がる予報で、最高気温が13度を越えると花粉飛散
されますので、現時点では2月12日~13日頃が飛散開始になると考えられます。
日本気象協会の飛散開始定義ですが、「1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。
さらに日本気象協会によると、「花粉の飛散量は、多くの地域で例年並みかやや多い」とのことです。
2024年春のスギ・ヒノキ、北海道はシラカバ花粉の飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べると、九州から東北のほとんどの地域で、例年並みか例年よりやや多いで、北海道は非常に多い見込みです。
東京では今週末から飛散予定で、スギ花粉シーズンは例年並みか例年より早いスタートとなる見込みです。
https://tenki.jp/pollen/expectation/
そこで!
花粉症のお薬をご紹介します。
■ 眠くなりづらい薬 ■
・ビラスチン 成人は、1回20mgを1日1回空腹時に服用 即効性がある
・フェキソフェナジン 成人は、1回60mgを1日2回服用
・デスロラタジン 12歳以上の小児及び成人には、1回5mgを1日1回服用 即効性がある
・ロラタジ 1回10mgを1日1回、食後に服用
※国立成育医療センターのサイトにも記載してありますが、フェキソフェナジン塩酸塩、デスロラタジン、ロラタジンは、「授乳中に安全に使用できると考えられる薬」に含まれております。服用に関しては、必ず医師にご相談下さい。
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist_yakkou.html#section10
また、必要に応じてモンテルカストナトリウムなどのロイコトリエン拮抗薬、さらにモメタゾンフランカルボン酸エステル水和物、フルチカゾンフランカルボン酸エステルなどのステロイド点鼻薬、 必要に応じて漢方薬も処方いたしますので、どうぞご相談ください。
目薬でも目の痒みを抑えることが出来ます。
エピナスチン塩酸塩 点眼液0,1%は、1日1滴 1日2回を点眼薬するお薬で、スギ花粉症やダニなどのアレルギー性結膜炎にお使いいただけます。
防腐剤を全く含んでいないため、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズを使用している患者様もそのまま点眼頂けます。
防腐剤フリーですが開封後28日間は安全に使うことができます。
東京では2月上旬から飛散する予定ですので、お薬は早めにご用意することをお勧めします。
※その他、花粉症の漢方薬についてはこちら ↓↓↓
※スーパー白玉注射も花粉症にGOOD!! ↓↓↓
アレルギー検査も当院で可能です。
■アレルギー検査(イムノキャップラピッド)
①指先から採血を行います。注射器は用いないので小さなお子様にも適してます。保険適応ですので、こども医療費助成も使用できます。3割負担だと3000円ほどの検査費用です。
②検査当日に結果が分かります。指先からの採血により20分で結果がわかるアレルギー検査です。
③一緒に結果を確認し、治療方針を決定します。
■アレルギー検査 View39
より多く、より正確な定量検査をご希望であれば採血が必要となりますが、View39という39種類ものアレルゲンを確認するアレルギー検査も当院では積極的に行っております。
保険適応ですので、こども医療費助成も使用できます。3割負担だと5,000円ほどの検査費用となります。
詳しくは医師・スタッフまでおたずねください。
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〒145-0072 東京都大田区田園調布本町40-12-201
竹内内科小児科医院 (東急東横線多摩川駅徒歩5分)
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