新型コロナウィルスが見つかってから、もう２年経ちました。
この２年間、マスクは必須で、長期によるマスク生活で肌トラブルが起こり、当院を訪れる患者様も多くいらっしゃいました。今回のYouTubeはそんな悩みを抱える１７歳の高校生K.Hさんからの質問に答えました。
■質問：
『コロナ生活が始まり毎日マスクをつけているせいか、ニキビや肌荒れがひどくなっています。
マスク着用と肌トラブルは関係ありますか？』ズバリ！
■処方箋：
『マスク着用と肌トラブルには因果関係があります！』
マスクをしていると、皮膚とマスクの間の湿度（水分）が高くなり、その状態でマスクが肌にこすれたりすることで『接触性皮膚炎』が起きている可能性があります。
湿った状態で肌に刺激が加わることで、肌のバリア機能が低下して、炎症が起こりやすくなっています。顔だけでなく、手指の消毒で、主婦湿疹（手湿疹）も多く見られます。対策としてはしっかりと“保湿”をすることが大切です。
ワセリンなどで皮膚の表面をカバーしてあげてください。
また不織布マスクの間に、天然素材のガーゼやコットンなどを挟むのも良いでしょう。実際にマスクで皮膚炎になってしまったら、早めに病院で診てもらい、状況によってはステロイドを使って炎症を抑えないと、辛い状態が続いてしまいます。１７歳ですと、ニキビも出来やすい時期です。
マスクの中は、湿気が多く、菌が繁殖しやすいので、出来たらすぐに対策をしないとどんどん悪化してしまいます。ニキビで病院？と思うかもしれませんが、ニキビに効果的な飲み薬、塗り薬、また漢方薬や医療用化粧品もありますので、是非一度ご相談下さい。「竹内内科小児科医院」ですが、僕は当初は皮膚科医を目指しており、皮膚科も専門ですので安心してご相談下さい。
■YouTubeもぜひご覧ください。
↓↓↓
https://youtu.be/jAnmrC-HjzY
■チャンネル登録もお願いします。
■YouTubeで取り上げてほしい質問もお待ちしています！！
