2/19(日)の「ABEMA的」ニュースショーに、五藤院長がインタビュー出演致しました。
今回のテーマは、「糖尿病」の名前変更についてです。
先日、厚生労働省が「新型コロナウィルス感染症」がコロナウィルス感染症2019に、名称変更する検討に入ったというニュースがありました。
またWHOは2022年11月28日に、サル痘の名称について、「Mpox(エムポックス)」の使用を推奨することを公表し、 今後1年をかけて名称を移行していくと発表しました。
「糖尿病」という病名も、 日本糖尿病協会は、「糖尿病」という名称の変更を検討する方針を明らかにし、そこで現場の医師の声として、取材を受けました。
五藤院長の意見は…
名称変更は「反対」!!
名前を変えたからといって、病気の実態は変わらないから。というのが理由です。
ただし、
「糖尿病」という名前のために、本人のせいなど間違ったイメージがついているのであれば、その払拭のためには賛成とのことです。
実際に糖尿病患者様のアンケートでも、9割の患者様が抵抗感、不快感を感じていることが明らかになっています。
現場の医師の意見としては、7.8割反対と考えている人が多く、名前を変更することによって、患者様に説明する時間を割かなくてはならず、説明が現場であればあるほど大変。
(病気)の実態は変わらないのに、現場の負担は多くなるといった声が多いようです。
まだ糖尿病学会でも名前が決まっておらず、今後議論がされていくかと思いますが、今の段階では患者様にとっても、現場の医師にとっても、混乱がないよう進んでいくことを願っております。
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