「週間女性 PRIME」記事掲載のお知らせ


私、五藤良将が監修した記事が掲載されましたので、お知らせ致します。
春夏の感染症について記しておりますので、是非ご一読ください。

https://www.jprime.jp/articles/-/32087

【総括~あとがき~】
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年12月に中国の湖北省武漢市で初めて報告され、2020年1月に正式に命名されました。COVID-19という名称は「Coronavirus Disease 2019」の略称で、ウイルスそのものは「SARS-CoV-2」と命名されました。他のコロナウイルス感染症(例えば、SARSやMERS)と区別するために「新型」という表現が使われています。
・SARS(重症急性呼吸器症候群):2003年に中国南部の広東省を起源とした重症な非定型性肺炎の世界的規模の集団発生。
・MERS(中東呼吸器症候群):2012年9月以降、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東地域で広く発生している重症呼吸器感染症。

今後の命名の可能性
今後、新たなコロナウイルス感染症が発生した場合や、COVID-19が特定の変異株に置き換わった場合には、現在の名称が変更される可能性もあります。しかし、現時点では「新型コロナウイルス感染症」という呼称が広く使用され続けています。

感染症分類の変更と現状
COVID-19は2023年5月に2類感染症から5類感染症に変更されました。これにより、感染症の管理と対応が緩和されましたが、COVID-19は依然として散発的に発生し、人々を苦しめています。

隔離や行動抑制と免疫機能への影響
COVID-19のパンデミック期間中に行われた隔離措置や行動抑制は、感染拡大を防ぐために必要でしたが、これが免疫機能低下や免疫負債の原因となった可能性があります。
免疫機能低下:長期間の隔離や社会的距離の確保は、免疫系が外部の病原体と接触する機会を減らし、免疫力を低下させる可能性があります。
免疫負債:行動制限により、免疫系が適切に訓練されず、将来的な感染症に対する抵抗力が低下するリスクがあるかもしれません。

【結論】
COVID-19は依然として公衆衛生に影響を与えており、適切な対策と注意が必要です。免疫機能の維持と強化を図るためには、バランスの取れた生活と健康的な習慣が重要です。

【超まとめ】
 風邪は一般的にウイルス感染によって引き起こされます。健康な免疫機能があれば防御できますが、ストレス、疲労、栄養不足、その他の病気などで免疫力が低下すると感染しやすくなります。風邪が長引く場合、免疫力低下や癌などの重篤な疾患が隠れている可能性があります。また、帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされ、免疫力が低下したときに再活性化します。特に高齢者や免疫抑制状態にある人に発症しやすく、免疫力の低下を示すサインとなることがありますので注意が必要です。風邪や帯状疱疹でも、罹ってしまったら、しっかりと休んで、日頃の生活を見直したり、免疫の回復を図ったり、また心配であれば医療機関に相談してみることもお勧めです。
==============================================

「喉が燃えるように痛がゆい!」『保育園の洗礼』と『免疫負債・感染症ドミノ』で起きる春夏の感染症をどう予防する?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〒145-0072 東京都大田区田園調布本町40-12-201
竹内内科小児科医院 (東急東横線多摩川駅徒歩5分)
TEL : 03-3721-5222
https://www.takeuchi-iin.jp/

友だち追加

Author: 五藤 良将