【花粉症】2週間前の行動で症状が決まる⁈

 

今年も花粉が舞うシーズンがやってきました。

 今年は例年よりも多く飛び、飛散期間も長くなることが予測されています。今回のYouTubeでは、花粉症に悩むM.Kさんからの質問に答えました。
 病院でしか処方できないお薬もあるので、花粉症で悩む方は必見です!
質問:『私は花粉症なのですが、何か良い対策はないでしょうか?』

 処方箋:ズバリ『花粉が飛ぶ2週間前から、薬を飲んだ方が良いでしょう』花粉症の薬は、効き始めるのに2週間くらいかかるので、花粉が飛んでから飲むのでなく、花粉が飛ぶ1〜2週間前から飲むことをお勧めします。ちょうど今頃から薬を飲むと良いでしょう。

 岩手県や秋田県はスギの木が多く生育していますが、不思議なことに花粉症の有症率が高いわけではありません。東京では、アスファルトや排気ガスなどが要因で、約2人に1人が花粉症と言われており、子供の花粉症も増えています。
 花粉症ガイドラインもあり、重症度によって薬の使い分けも標準治療で決まっているので、痒みや鼻炎などに合わせて、病院では薬の処方ができますのでご相談ください。眠くなりにくい、抗ヒスタミン剤や漢方薬もあります。漢方薬は効きが弱いとか、粉薬で飲みづらいと言ったイメージがありますが、そんなことはなく、効果があり、錠剤の漢方薬もあります。以前にブログでも紹介したので、こちらも良かったらご覧ください。
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【 花粉症に効く漢方 】【 眠たくなりにくい 】
https://www.takeuchi-iin.jp/blog/%e8%8a%b1%e7%b2%89%e7%97%87%e3%81%ab%e5%8a%b9%e3%81%8f%e6%bc%a2%e6%96%b9%e8%96%ac/
【 花粉症薬について 】【 眠たくなりにくい薬はどれか 】
https://www.takeuchi-iin.jp/blog/%e8%8a%b1%e7%b2%89%e7%97%87%e8%96%ac%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
 また「花粉症は根治できないのですか?」という質問もよく受けます。妊娠したら免疫が上がり、体質が変わって改善することがあります。最近では「舌下免疫療法」といって、アレルゲンを含む錠剤を下の上に置いて、溶かして体内に取り込み、免疫力を高める治療法があります。脱感作療法と言い、アレルゲン物質を少しずつ体内に入れ、徐々に増やしていくことで、過敏な反応を減らしていこうという治療法です。昔は、毎日腕にスギのエキスなどを含む治療薬を皮下注射をすることで、免疫力を高めていましたが、「舌下免疫療法」は自宅で自分で出来ます。ラムネのような錠剤ですので、子供でも手軽に出来る治療法です。患者様に合わせた治療薬を処方していますので、お気軽にご相談ください。

YouTubeも是非ご覧ください。
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https://youtu.be/itUXZVYYG78
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Author: 五藤 良将